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商業施設の交通問題について(要望)

京都市長に以下のような要望書を提出しました。

桂坂学区自治連合会及び桂坂マンション対策会議は、ロータリー北東角地に建設予定の商業施設について、京都市に対し次のとおり要望します。

1.商業施設概要
 桂坂のロータリー北東角地(京都市西京区御陵大枝山町4丁目35番、以下「本件土地」といいます。)においては、日本エスコン株式会社と株式会社さくら不動産が事業主として商業施設の建設を計画しています。商業施設は、敷地面積1000坪、建築面積約800坪、総床面積約1900坪、高さ14メートル、1階スーパー、2・3階スポーツジム、プール、レストラン、地下駐車場60台とのことですが、詳細はまだ明らかにされていません。
この商業施設は、眺望景観、ボリューム、デザイン、交通障害等いくつかの問題があると思われますが、このたびは多数の車両の出入りが予定される交通問題について申し述べます。


2.桂坂幹線道路の位置づけと取り組み
 桂坂においては、「道」は生活に密着した快適な生活空間を形成し、町並みと融けあい、独自の景観を構成するものととらえられており、私的空間と公共空間のインタラクトする半公共空間の創造により、「道」を「コミュニティ形成の場」、「町並みの景観要素」として計画されてきています。
桂坂の幹線道路は、直線系と循環系に大別され、「循環系」は、桂坂を周回する道路であり、「直線系」は、桂坂の中央を南北に走り、旧山陰街道からのエントランス部及び循環系との交差点に位置するロータリーとともに桂坂の顔を造る中核道路です。
本件土地の周辺の地域の状況は、北側及び東側には古墳及び桂坂公園が位置しており、南西側には大枝緯101号線(桂坂南本通り)を隔てて低層住宅が、西側は御陵経7号線(桂坂中央通り)を隔ててすべて低層の、スーパー、銀行、郵便局、医院、飲食店等が立地しています。
桂坂においては、「安全と安心」、「眺望と景観」をコンセプトとして「道文化の創造」がなされてきました。その一環として、幹線道路に停車させない、駐車させない、渋滞を引き起こさないことを基本として道路への取組がなされています。
この基本を実現するために、幹線道路に住宅や施設から直接に出入りすることがないよう「引き込み道路」を作りそこから生活道路を広げるという設計がなされてきました。このような配慮から、桂坂の幹線道路においては、20年の間、駐停車車両はほとんどなく、「安全と景観」が保持されてきたということができます。
スーパーイズミヤはロータリーの北西に店舗を建設する際も、「安全と景観」が実現されるよう様々の配慮をし、交通処理計画に適切な対応がなされています。京都市においても、イズミヤが出店するに際し、交通問題について市の意見を提示し、十分な対応を求めておられます。(産商商第275号平成16年1月27日意見通知)


3.商業施設により想起される交通問題
 本件土地の西側に隣接して水路が存しており、その用地(京都市西京区御陵大枝山町4丁目200番地の5の一部)は京都市に帰属し、市が管理しています。
  本件土地(商業施設)に出入りするには、当初の幼児教室施設建設の目的で、この水路に設置された幅約6mの通路橋(占用橋)を利用する計画のようですが、この占用橋は自動車2台がスムーズに出入りするにはとても困難と思われます。また、ロータリーから約12mと近接して位置している上、小、中学生の通学路でもあるため、商業施設の出入口の占用橋付近に人、自転車、車が集中し、混乱し、渋滞し、様々な交通障害を引き起こすことが危惧されます。


4.要望事項
 橋がロータリーまで12mと極めて近いため、バス1台がロータリーの手前で停車しただけで、橋の出入りは不可能になります。占用橋の北側の御陵経7号線(桂坂中央通り)は道路構造が曲線区間に当たり、しかも相当な下り坂であって見通しが非常に悪い状態です。イズミヤの出入口にも近く、たくさんの車が出入りします。
そして、このロータリーは、桂坂住民、あるいは桂坂外の住民の、通学、通勤、通院、買物、食事、散策等の最も重要な径路に当たっており、朝夕にはたくさんの生徒、学生、通勤者、通院者、路線バス、送迎バス、事業車両、マイカーが集中します。
つきましては、桂坂住民は、京都市が事業主に対し、以下のような指導をされ、その実現が図られることを要望します。

(1) 橋の幅は狭く、また、交通の要のロータリーに近いことを勘案し、通路橋の内側に相当数の車両が待機できる十分な空間を取り、入ろうとする車があるときには、敷地内に留まってこれを妨害することのない進入車両優先構造と措置を取ること、及び入退出車両が安全を十分確認出来る空間と見通しを持たせる構造とすること。
(2) 右折進入車両による渋滞がロータリーそのものの渋滞の原因になる恐れが強いので、右折進入車に対する十分な対策を講じること。
(3) 朝夕の交通量の多い時には交通整理員を配備し整理誘導を行うこと。
(4) その他通路橋周辺に交通障害が生じないよう十分な配慮がなされること。

以上

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