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9月28日、京都市に提出! 「開発行為不許可の申入書」(本文)(1/4)

9月28日、桂坂の住民120名 バス2台 6000名の署名と共に京都市に
「開発行為不許可の申込書」提出。

「開発行為不許可の申入書」(本文) (1/4)

平成19年9月28日
京都市長 桝 本 頼 兼 様
京都市西京区御陵大枝山町五丁目16番地の1
つばき会館
桂坂マンション対策会議
会 長  田  中    守
TEL 075-333-1108
                 京都市西京区御陵大枝山町五丁目13番地の9
                         田  中    守
                    TEL・FAX 075-331-1090
開発行為の不許可について(申し入れ)
 前略 貴下ますますご清祥の段お慶び申し上げます。
 株式会社日本エスコン、株式会社さくら不動産、株式会社京阪都市設計が建築しようとしている西京桂坂マンションに関する開発行為の許可申請について、桂坂住民は、別紙のとおり、開発行為の不許可を申し入れます。

開発行為不許可の申入書
第1 桂坂地域
 1 「桂坂」という地域
  (1) 「桂坂」は京都市の洛西に位置する西京区にあり、大枝北沓掛町・御陵大枝山町・御陵峰ヶ堂町
の3町で構成されている。
総面積は約163万㎡で、甲子園球場41個分、東京ドーム35個分の広さがあり、この地区に、
世帯数約3300世帯、およそ11,000人の住民の暮らしが営まれている。

  (2) 桂坂は、セゾングループに属する「株式会社西洋環境開発」によって開発が進められたが、その
都市計画は、いかに住む人の生活を豊かにするかという思想に裏付けられた質の高いきめ細かなも
のであった。開発にあたっては、まちづくりは単に人が住む器をつくればよいというものではな
い、美しく快適で居心地のいいまちという芸術作品をつくるのだ、という心意気で取り組まれた。
    西洋環境開発の掲げるコンセプト(統一的な視点、考え方)は次のようなものである。
    「自然と溶けあう心地よい暮らし」
    「快適で安全な町づくり」
    「人と自然がひとつになった桂坂の毎日」
    「桂坂の新しい歴史と文化をはじめる」
    このコンセプトを生かすために、桂坂の町は、ほぼ全域で2階建の1戸建住宅であることが求め
られ、植栽をして緑化することで美しい表情の町並みをつくりあげようとしたのである。
  (3) 西洋環境開発は、昭和60年、第1期分譲を開始、昭和61年4月には第1号入居者があって、
桂坂の町の新しい歴史がはじまった。
    動脈となる交通網は、町の中心にロータリーを配し、ここから桂坂を周回する幹線道路が東西南
北に延び、やがて網の目のように広がって各戸に至る。14に区割りされた区域のそれぞれに
は、近隣公園と自治会館が建設され、住む人のコミュニティーの場を提供している。
    ロータリーの北には広大な「古墳公園」、東には展望の広がる「桂坂公園」が造成され、ロータ
リーから古墳公園を経て東へ進む道は「東海自然歩道」に指定され、裏山の美しい竹林へとつな
がり、やがて西芳寺(苔寺)に至るのである。
    ロータリーの西北方向には、近隣商業施設として、スーパーマーケット「イズミヤ」、「京都中
央信用金庫」、「桂坂郵便局」があって、住民に利便を提供している。
    ロータリーを北へ進むと、「桂坂小学校」「大枝中学校」等の教育施設、ユニークな研究で知ら
れる「国際日本文化研究センター」、第三回京都市都市景観賞を受賞した「桂坂野鳥園」が見え
て来る。
    桂坂のまちの北側には「大枝山」をはじめ沓掛の山々が連なる。大枝山の北には、明智光秀が織
田信長を急襲するために進軍したといわれる唐櫃越の間道が走る。野鳥公園より東側の山塊は
「奥丸」、街道沿いの低い山は「天蓋」と呼称され、常に緑をたたえた稜線が人々の心を和ませ
る。
第2 都市計画
  (1) 桂坂地区の区域区分は「市街化区域」であり、用途地域は「第一種低層住宅専用地域」「第二種
低層住宅専用地域」「近隣商業地域」の三つがあるが、そのほとんどは「第一種低層住宅専用地
域」に指定されている。
  (2) 景観保全に関しては、建造物修景地区の「山ろく型建造物修景地区」に指定されている。
 3 西京桂坂地区計画
  (1) 京都市が決定した京都都市計画のうち、「西京桂坂地区計画」においては、「区域の整備・開発
及び保全の方針」は次のとおり定められている。
    ア 地区計画の目標
       西京桂坂地区は、西京区の西山丘陵に位置し、現在、広域機能をあわせもつ良好な住宅地
として、住宅団地の開発が進められている。周辺の自然環境と調和のとれた計画的で良好な
居住環境の形成・誘導を図る。
    イ 土地利用の方針
       低層の住宅地を主体とした土地利用を図るとともに、地区内外の利便に供し、かつ、環境
の魅力を高める公共公益施設等を配置する。
    ウ 地区施設の整備方針
       地区内には、幹線道路、補助幹線道路及び近隣公園を整備し、区画道路、児童公園につい
ては、コミュニティの形成を考慮して適正な配置を行い整備を図る。
    エ 建築物等の整備方針
       桂坂地区の住宅地区においては、低層住宅地として良好な居住環境を形成・誘導するた
め、用途の混在を防止し、適正な区画規模のもとに壁面後退等により空地を確保して緑化を
図る。
2 桂坂住民
 1 桂坂誕生20年
   昭和61年4月、桂坂に第1号の入居があって以来、20年の年月が経つ。今日では、約3,30
0世帯およそ11,000人の住民が居住する一大ニュータウンに成長した。桂坂は樹々の緑に、
四季の花々に包まれ、落ち着いた表情を見せており、住民は安全でのびやかな日々の暮らしを満喫
している。
 2 住民の努力
   桂坂が今日の美しいたたずまいを有しているのは、自然にそうなったというものではない。今ある
桂坂の眺望景観は、一重に住民の力、不断の努力の結果であることを忘れてはならない。住民が景
観を創生し維持してきた基本は「建築協定」と「自治会活動」にある。
 3 建築協定
  (1) 桂坂では、「美しい町の景観」を造ること、そしてこの景観を守り育てることをコンセプトとし
てきた。
    西洋環境開発は、桂坂に住む人にこれから桂坂に住もうとする人に、次のように述べて、町の案
内をしてきた。
    「建築協定・緑化協定で美しい町の景観を整えます。
     桂坂では、いつも美しい町の景観が維持できるようきめ細やかな配慮をほどこしています。例
えば「建築協定」。建築物の外壁を道路との境界から、1階は1.5メートル以上、2階は2.4
メートル以上離すことにします。これだけでも2階建の圧迫感がなくなり、眺めも、風通しも、陽
当たりも、はるかによくなります。このほか、屋根や外壁を落ち着いた色調にしたり、垣根には自
然素材を取り入れたりするといったものです。また幹線道路沿いの家々では、通りに面して植えら
れた豊富な植栽が、いつも美しい表情を見せてくれるように、住む人ひとりひとりが、美しい景観
を守っていこうと「緑化協定」も結ばれています。
     それらがあいまって、桂坂では将来的にも美しい町並みを保ちつづけていくことでしょう。」
  (2) このようなコンセプトの下で、桂坂では、宅地を購入するときに、建築協定を締結することが求
められ、おのずと自然と景観に対する意識が高められ、これを保持していく仕組みが形成されてき
た。
    その結果、桂坂地区では、協定地区が40を数え、京都市内における建築協定地区70のうち、
その60%は桂坂地区が占めるという状態に及んでいる。そして、その区画数は3085を数えて
おり、桂坂は、まさしく、全国有数の建築協定地区なのである。
    桂坂の建築協定地区名と詳細図は別紙「桂坂地区建築協定一覧表」及び「西京桂坂地区計画の区
域」のとおりである。
 4 自治会の活動
  (1) 建築協定の制度が整備されたといっても、実際に自然と景観を保持するためには、住む人々の不
断の取り組みがなければ実現するものではない。そして、この努力を支えてきたのが、「自治会の
活動」と「建築協定委員会の活動」である。
  (2) 桂坂学区の自治会は14ある。それぞれの自治会は、近隣公園と自治会館を有するが、それらの
リストは次のとおりである。
      自治会名      隣接緑地     自治会館
   ① かえで自治会    かりん公園    かえで自治会館
   ② さつき自治会    天蓋公園     さつき自治会館
   ③ しらかば自治会   白樺公園     しらかば自治会館
   ④ はなみずき自治会  サンシティP・L はなみずき自治会館
   ⑤ あかしあ自治会   第4児童公園   あかしあ自治会館
   ⑥ ぽぷら自治会    三番館P・L   ぽぷら自治会館
   ⑦ けやき自治会    山の辺公園    けやき自治会館
   ⑧ ひいらぎ自治会   香りの花公園   ひいらぎ自治会館
   ⑨ つばき自治会    プラザパーク   つばき会館
   ⑩ くすのき自治会   桂坂公園     くすのき自治会館
   ⑪ あすなろ自治会   山の里公園    あすなろ自治会館
   ⑫ にれのき自治会   きさらぎ公園   にれのき自治会館
   ⑬ もみのき自治会   峰ヶ堂第2公園  もみのき自治会館
   ⑭ さくら自治会    細谷公園     さくら自治会館
  (3) 各自治会においては、毎年役員と班長を選出し、少なくとも毎月1回は役員・班長会を開催
し、各行事をこなすとともに、毎月1回はクリーンデーとして、近隣公園、自治会館、幹線道路、
緑道植栽等の清掃、草抜き、枝打ちを行って美観を維持し、美しい風景の形成にこの20年間汗を
流してきた。

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